公開日 2013年11月06日
10月31日(木)、とくぎんトモニプラザにて「ICT(愛して)とくしまフォーラム」が開催されました。
多くの方にご来場いただいた中、始めに徳島県知事・飯泉嘉門氏からご挨拶をいただきました。
フォーラムの第1部として「第3回ICT(愛して)とくしま大賞表彰式」が行われました。
OSS・Ruby部門応募作品の中で最も評価の高い作品に贈られる「とくしまOSS普及協議会賞」には、
イベントリキシャーチーム制作の『まど子「おまはん、どこ行きたいんえ?」』が選ばれました。
受賞した『まど子「おまはん、どこ行きたいんえ?」』は、過疎地域での移動手段の確保を目的として、
第三者の自動車への「相乗り」に着目し、電話の自動音声システムを用いた「配車予約・相乗り」を
行うためのシステムです。
php、XMLでの制作、各社提供のAPIを活用した技術面や、過疎地の移動手段という過疎地が抱える
課題を解決するためのシステムということが高く評価されました。
また、惜しくも受賞を逃した作品の中から、徳島の魅力発信につながり、将来性のある作品を表彰する
「奨励賞」に、松下樹里氏(ppdd)制作の『TOKUSHIMINING』が選ばれました。
『TOKUSHIMINING』は、Ruby on Railsを用いて開発しており、徳島県内外に向け、徳島県の名産や
名所をゲームを通じて発信するアプリです。
画面上の資源アイコンにマウスオーバーすることで「すだちポイント」を取得し、取得された資源アイコン
から関連するホームページにアクセスすることができるゲームとなっています。
なお、受賞作品の概要は別添のとおりです。
第2部では、ジャーナリスト/メディア・アクティビストとして様々なメディアでご活躍中の、津田大介氏を
講師に、「つながるチカラ ~ソーシャルメディアは「動員の革命」だ!~」と題された講演が行われました。
ソーシャルメディアと他メディアとの違いや、ソーシャルメディアが何故これほど世の中に普及したのか、
そして世の中に何をもたらしたのか等、大変興味深いお話をお聞かせいただきました。
また、講演終了後も聴講者との熱心な質疑応答が交わされました。