「地方のIT企業が生き残るためのシンポジウム」の開催結果について

公開日 2014年03月27日

3月21日(金)、四国大学交流プラザにて「地方のIT企業が生き残るためのシンポジウム~オープンソース×地方×ビジネスによる新たな価値の創造~」

が開催されました。

県内外のIT企業の経営者・技術者をはじめ、団体や自治体関係者など約50名の方々にご来場いただきました。

 

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第1部では、オープンソースを使って地方、ビジネスにイノベーションを起こしている講師の方々をお招きし、セミナー形式で講演をしていただきました。

 

セミナー1として、島根大学 教授、Ruby・OSSプロジェクトセンター長 野田哲夫氏より、 「オープンソースの活用と開発貢献が地域経済に与える効果

に関する研究」と題してご講演いただきました。全国のIT企業に対して行った「オープンソース活用実態調査」の結果を踏まえて、オープンソース活用と

開発貢献の関係、オープンソースが企業経営に与える効果の分析について報告がありました。

1.島根大学 野田様.pdf(970KBytes)

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セミナー2として、株式会社オープンソース活用研究所 代表取締役所長 寺田雄一氏より、「IT業界の構造変化まであと3年、中小IT企業の選択

肢は?~OSSで脱下請けのススメ~」 と題してご講演いただきました。10年後の情報サービス業界の展望から、オープンソースで下請けから

脱却する必要性や成功の秘訣について熱く語っていただき、「3K」と言われるIT業界を、エンジニアが楽しく仕事ができて、若手が「エンジニアに

なりたい!」と思う業界にしたいとおっしゃっていました。

2.オープンソース活用研究所 寺田様.pdf(2.42MBytes)

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セミナー3として、株式会社ソニックガーデン 代表取締役社長 倉貫義人氏より、「『納品のない受託開発』で受託開発ビジネスにもイノベーション

を!」と題してご講演いただきました。受託開発で起きる問題の多くは「納品」に原因があると考えたことから、「納品のない受託開発」という新たな

ビジネスモデルを構築し成功を収めているご自身の体験談をお話しいただきました。 

3.ソニックガーデン 倉貫様.pdf(26.2MBytes) 

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第2部では、3名の講師の方々に、徳島県経営戦略部情報システム課の山住専門幹を交え、「都市部と地方のIT格差について」「オープンソースの

メリットとデメリット」「オープンソースを導入するためのアプローチ」といったテーマについてパネルディスカッション形式で議論していただきました。

 

「地方は、都市部と遜色ないITインフラが整備されており、インフラの面ではIT格差はないが、ITの活用、ITのマーケットという面では格差が大きい。」

「今はオープンソースを活用するのは普通の時代。域外にマーケットを広げるために、ぜひオープンソースを活用するべき。」といった意見もあり、

白熱した議論が行われました。また、来場者の方からの質問にもご回答いただき、非常に内容の濃いディスカッションになったのではないでしょうか。

 

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このたびのシンポジウムの開催に当たり、お世話をいただいた皆さま、また、ご参加をいただいた皆さま、大変ありがとうございました。

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