公開日 2014年06月18日
5月31日(土)、とくぎんトモニプラザにおいて、「第1回徳島LibreOffice勉強会」が開催されました。
県内外からLibreOfficeに興味を持つ17名の方々が集まりました。
まず、徳島県経営戦略部情報システム課の片山裕喜氏より、「徳島県庁でのLibreOffice導入経緯と現状」について発表していただきました。
徳島県では、ライセンスコストやライセンス管理、Impressの活用などを目的に、平成23年度からOpenOffice.orgを標準オフィスソフトとして
導入しており、平成25年度より事実上の後継であるLibreOfficeを導入したとのことでした。
次に、八木智文氏より「LibreOfficeコミュニティに不具合修正パッチを送ってみた」について発表していただきました。
LibreOfficeの不具合修正パッチを書き、実際に不具合修正がされたご経験をお話いただきました。開発に参加するモチベーションや経緯、
ビルドから挑戦していった作戦、さらには手順まで非常に丁寧に説明していただきました。
最後に、LibreOffice日本語チームの榎真治氏より「Drawを便利に活用しよう」について発表していただきました。
会津若松市のポスターやJA福岡市のチラシなど、Drawが上手に利用されている事例や機能、操作方法について説明していただきました。
残り時間が少なく、十分にお話が聞けなく残念でした。
この他に、住吉孝次氏よりショートプレゼンとして、「LibreOfficeで仕様書が書けるか試してみた」「LibreOfficeでモバイルワーク」の発表もあり、
非常に幅広い内容になりました。
LibreOffice日本語チームの榎真治氏から「第2回LibreOffice勉強会を今年の秋に是非開催したい。」との発言もあり、このような取り組みが
更に活発に行われることを 期待したいと思います。また、興味を持たれた方はぜひご参加いただきたいと思います。
このたびの勉強会の開催に当たり、お世話をいただいた皆さま、また、ご参加をいただいた皆さま、ありがとうございました。
※徳島LibreOffice勉強会 Facebookページ:https://www.facebook.com/groups/libotk/